バリ島の祝祭日

バリ島とインドネシアの2019年の祝祭日

インドネシアではイスラム教、プロテスタント、カトリック、ヒンズー教、仏教の5つの宗教が認められおり、それぞれの宗教の重要な日がカレンダー上の祝祭日となっています。しかし、バリ島ではカレンダー上の休日を全て休むわけではなく、それぞれの宗教上の祝祭日のみ休む場合が一般的です。インドネシアはイスラム教を信仰する人が約90%の国ですが、バリ島は90%以上がヒンズー教徒の島ですので、ヒンズー教の祝祭日はお店、レストランなども休業の場合があります。またヒンズー教に基づくバリ島独自の祝祭日もありますので、ご旅行前にチェックしてください。

世界遺産のボロブドゥール遺跡観光に、ジョグジャカルタに行かれる場合は、イスラム教・仏教の祝祭日にも注意してください。インドネシアの祝日は赤、バリ島のみの祝日は黒で表示しています。

1月1日

新年 (Tahun Baru) インドネシア
西暦に基づく新年。バリ島のお正月は特に何もありません。お店も通常通り営業しています。ただ大晦日はクタビーチでカウントダウンイベントが行われるので、クタビーチ周辺が非常に混雑し大渋滞となります。クタビーチから離れたエリアに宿泊した方が無難です。夕方から交通規制が行われますので、クタ地区に宿泊されている場合は、15:00頃までにホテルに戻りましょう。

バリ観光への影響:なし。

1月5日

クニンガン(Kuningan) バリ
ガルンガンの10日後にあたり、この世に戻ってきた先祖の霊を送り出す日です。

バリ島観光への影響:通常はそれほど影響がありませんが、今年はニュピの直後となるため、休みのお店・ツアーなども出てくる可能性がありますので、注意が必要です。

2月5日

旧正月(Chinese New Year/Tahun Baru Imlek 2570) インドネシア
旧暦の新年です。主に中華系インドネシア人が祝う日です。

バリ島観光への影響:多数のローカル観光客が、バリ島へ休暇で訪れるため、この日の前後、1週間程度はクタ地区を中心にインドネシア人観光客でかなり混みます。交通渋滞がよく発生しますので、移動時間には余裕を持ちましょう。夕方、クタビーチ周辺の渋滞が激しくなりますので、夕方はクタ地区での移動を避けましょう。

3月7日

ニュピ(Hari Raya Nyepi /Tahun Baru Caka 1941) インドネシア
サカ暦によるヒンズー教の新年。

バリ島観光への影響:バリ島中の全ての機能が止まる1日。1日火も使わずに静かに過ごす1日で、観光客と言えどもホテルの外に出ることができません。また電気も原則使えません(ホテルの部屋内では、カーテンを閉めて必要最低限の電気を使うことができる)。ニュピ前日はオゴオゴという悪霊をかたどった人形が作られ、オゴオゴコンテストも行われるので非常に面白い。また前後1日は休業、半日営業のお店、レストラン、旅行会社も多いので、旅行期間にニュピがかかる人は要注意。かなり特殊な状況ですので、しっかり準備してください。

4月3日

ムハンマド昇天祭(Isra Mi'raj Nabi Muhammad SAW) インドネシア
イスラム教の預言者ムハンマドが昇天し、神に出会ったことを祝う日

バリ島観光への影響:支障なし。

4月19日

聖金曜日(Wafatnya Yesus Kristus) インドネシア
キリストが十字架にはりつけられ、なくなった日。次の日曜日はキリスト復活祭となります。

バリ島観光への影響:支障なし。

5月1日

メーデー(Hari Buruh International) インドネシア
労働者の日。

バリ島観光への影響:支障なし。

5月19日

ワイサック(Waisak) インドネシア
仏教大祭。釈迦の聖誕、悟り、死去を記念して祝う日。ジョグジャカルタのボロブドゥール寺院遺跡周辺では盛大なお祭りがある。

バリ島観光への影響:支障なし。ボロブドゥール寺院ではお祭りが行われるので、ジョグジャカルタに行く場合は注意が必要。

5月30日

キリスト昇天祭(Kenaikan Yesus Kristus) インドネシア
復活したキリストが昇天した日を祝う。

バリ島観光への影響:支障なし。

6月1日

パンチャシラの日 インドネシア
インドネシアの国是5原則、パンチャシラの制定を記念した祝日

バリ島観光への影響:支障なし。

6月3.4日

政令指定休日 インドネシア
イドゥルフィトリに伴う、インドネシアの大型連休です。

バリ島観光への影響:下記イドゥルフィトリをご参照ください。

6月5.6日

イドゥルフィトリ(Idul Fitri 1 Syawal 1440 Hijriyah) インドネシア
イスラム教の断食明けの祭日。

バリ島観光への影響:この前後1週間程度、インドネシア国内の交通機関がかなり混雑する。またバリ島へインドネシア人観光客が大量に押しかけるため、ホテルもほぼ満室になる。特に格安から中級ホテルが混む。交通渋滞も激しく、特にクタ地区には行かない方がよい。夕方は一番渋滞し、空港からクタ海岸通りまで1時間以上かかることもある(通常は10分の距離)。

ジョグジャカルタツアーはチケットを取るのが難しいので、この時期に行きたい人は何ヶ月も前から予約が必要。できれば時期をずらしたほうがよいでしょう。

6月7日

政令指定休日 インドネシア
イドゥルフィトリに伴う、インドネシアの大型連休です。

バリ島観光への影響:下記イドゥルフィトリをご参照ください。

7月24日

ガルンガン(Galungan) バリ
ガルンガンはバリ独特の暦であるウク歴に基づいて、210日に1回行われるお祭りです。先祖の霊がこの世に戻ってくる日とされており、日本のお盆によく似ています。ガルンガン当日は正装してお祈りに出かけ、先祖の霊を迎えます。ガルンガンの翌日はマニスガルンガンと呼ばれ、親戚や友達の家を訪ねる日となります。

バリ島観光への影響:ガルンガン当日は、休みのお店、ツアーもかなりあるので必ず確認しておいたほうが良い。

8月3日

クニンガン(Kuningan) バリ
ガルンガンの10日後にあたり、この世に戻ってきた先祖の霊を送り出す日です。

バリ島観光への影響:通常はそれほど影響がありませんが、今年はニュピの直後となるため、休みのお店・ツアーなども出てくる可能性がありますので、注意が必要です。

8月11日

イドゥル・アドハ (Idul Adha 1440 Hijriyah) インドネシア
イスラム教のメッカ巡礼(Haji)最終日にあたる。イスラム教の寺院モスクでは、山羊や牛などが捧げられ、お祈りにきた人々に分け与えられる(犠牲祭)。

バリ等観光への影響:支障なし。

8月17日

インドネシア独立記念日(Hari Kemerdekaan RI) インドネシア
インドネシアの独立記念日です。デンパサールなどの大きな町ではパレード・式典などが行われます。

バリ島観光への影響:独立記念日当日はパレード・式典のため、一部交通規制される場合があります。また行進の練習で独立記念日の前は、渋滞が発生する場合があります。

9月1日

イスラム教の正月(1 Muharam 1441 Hijriah) インドネシア

バリ島観光への影響:支障なし。

11月9日

ムハンマド降誕祭(Maulid Nabi Muhammad SAW) インドネシア
モハメットの生誕を祝う日。

バリ島観光への影響:支障なし。

12月24日

政令指定休日 インドネシア
クリスマスに伴った休日です。

バリ島観光への影響:下記イドゥルフィトリをご参照ください。

12月25日

クリスマス(Hari Natal Pertama) インドネシア
バリ島ではクリスマスのイベントはごくわずかです。一部のホテルでクリスマスディナー、ショーなどが開催されます。

バリ島観光への影響:支障なし。