タナロット寺院
タナロット寺院はバリ島の南西部のタバナン地区いにあり、クタ地区から約1時間の距離にあります。海岸沿いの大きな岩の上に建てられた寺院は、満潮時には渡れなくなり、海に浮かんでいるように見えます。また夕刻には海に沈む夕陽の中で美しいシルエットを描きます。バリ島6大寺院の1つに数えられる格式の高い寺院で、日によっては多くのバリの人々がお祈りに訪れます。観光客は寺院内には入ることができません。夕陽を見るベストスポットである寺院手前の崖の上には多くのレストランが並んでいますので、少し早めにタナロット寺院に到着し、ゆっくりとヤシの実ジュースでも飲みながらサンセットを楽しむのがおすすめです。
タナロット寺院観光レポート
チケット売り場です。駐車場からすぐ脇にあります。
寺院までの道沿いにたくさんのおみやげ物屋が並んでいます。でも物売りはいませんので、わずらわしくはありません。
タナロット寺院の敷地への入り口には割れ門があります。
割れ門の脇には見事な石像がありました。割れ門を守るように門の両側に立っています。
ウルワツ寺院は海の中にある大きな岩の上に建てられています。干潮時だったので、寺院まで水が引いていました。満潮時はこのあたりから寺院まで海水が上がってきます。
タナロット寺院にきた日がたまたまお祭りの日だったようで、クバヤ(バリの女性用民族衣装)を着たバリ人がたくさんいました。
寺院の真下では、お坊さんが観光客にもお清めをしていました。お祈りをして、聖水をかけてもらい、額やこめかみに清められた米をつけてもらいます。
本当にお祈りに来たバリ人は、この上の寺院に入って、お祈りします。観光客は寺院内には入ることができません。
サンセットが近づくと、寺院向かい側の崖上に何軒も並ぶレストランに向かいましょう。この上のレストランからの景色が一番です。
レストランには既にたくさんの人が。きれいな写真を撮りたい人は少し早めに行って、良い場所をキープしよう。
どのレストランにもヤシの実がいっぱい置いてあります。ヤシの実ジュースは、タナロット寺院の定番のようになっていますね。
ヤシの実ジュースを注文すると、おじさんがナタで豪快にヤシの実を割ってくれます。
味は、薄めたポカリスウェットという感じです。氷を入れると少しおいしくなります。日本では飲む機会が少ないので、バリ島滞在中に一度飲んでおくと良いかもしれません。
日が落ちてきました。この日は天気もよく、雲も少なくて、海に沈む夕陽がばっちり見えました。
海に沈む夕陽を背景にタナロット寺院のシルエットが浮かび上がります。きれいですね。
サンセットの時間帯は時期により少しずれますので、事前に確認してから行ってください。
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