バドゥン市場

バリ島の州都デンパサールにあるバリで市場の大きな市場、バドゥン市場です。クタ地区からは約30分の距離にあります。市場は24時間営業しており、朝は暗いうちから買出しに来る人々で、夜は屋台なども出て仕事帰りのバリの人々で溢れます。バリ島の庶民の活気に満ちた非常に面白い空間です。川を挟んで隣に立つクンバサリ市場は、バリ島の民芸品や雑貨、衣服などの卸売り市場になっていますので、おみやげを探しても面白いです。市場に入ると勝手についてきて、いろいろと買い物を進めた挙句、最後にガイド料を要求してくるガイドおばさんがいますので、ついてきそうになったらはっきりと断りましょう。

バドゥン市場は24時間開いていますので何時でもいけますが、早朝や夕方暗くなり始めた頃にから行くと大変賑やかで面白いです。他のエリアからの観光帰りにちょっと立ち寄ってもよいと思います。

バドゥン市場の観光レポート 

デンパサールにあるバドゥン市場。4階まである大きな市場で、24時間開いています。何でもそろうバリ島で暮らす人々の生活の中心になっています。

PASARとはインドネシア語で市場を意味。

バドゥン市場の内部。肉、魚、野菜、香辛料などの食材はもちろん、衣類などの生活雑貨まで売られています。値段は交渉次第。観光客は相場がわからないので、少し買いづらいですが、しっかり値切ってください。

生肉や魚、香辛料を売っているエリアはやはり強烈な臭いがします。活気ある東南アジア独特の臭いですね。

お祈りに必要なチャナンを作るのに使うヤシの葉を専門に売っている店もありました。

市場の建物内だけでなく、駐車場や道端にもずらっとお店が並びます。これがお祈りに使うチャナン。バリ島の人々は毎日お祈りしますので、バリの生活に欠かせません。

お祈り用の花も大量に売られています。

食材ばかりでなく、その場で食べれる食べ物もあります。インドネシアのデザートを売っていました。

こちらは鶏肉を串焼きにしたサテアヤム。甘辛いピーナツソースをつけて食べます。こういった食べ物は買うと、バナナの葉で包んでくれます。

バリの人々は大きな荷物を運ぶときに、頭の上に乗せて運びます。かなり重さがありそうな荷物を3人のおばさんが軽々と運んでいました。

1日中、お客さんが途切れることのない市場。昼間よりも、夜や早朝の方が賑わいます。

市場前の駐車場には、フルーツを売るお店がたくさん並んでいます。この一帯にあまーい香りが漂っていました。

ナンカ(ジャックフルーツ)を切り売りしていました。ナンカはそのままでも、調理しても食べることが出来る便利な食材。ナシチャンプルーにも入っていることがあるので、知らずに食べていることがあるかも。生で食べると独特の臭いがあります。

生の魚も売っています。カツオ、アジ、サバ、タカサゴ、バラクーダ、ハタなど種類は結構豊富でした。でも暑さで傷みが早そう。

1日中、お客さんが途切れることのない市場。昼間よりも、夜や早朝の方が賑わいます。

市場前の駐車場には、フルーツを売るお店がたくさん並んでいます。この一帯にあまーい香りが漂っていました。

インドネシアのお菓子。バナナやココナッツを使ったものが多いです。ロールケーキやカップケーキのようなお菓子もありました。色がかなり派手です。

ジャジャン・バリと呼ばれるバリのおやつ。和菓子のバリ版のような感じでしょうか。

ジャジャン・バリはココナッツをまぶして、左に見える黒砂糖の蜜をかけて食べます。意外とおいしいです。

チャナンを作りながら売っているおばさんがいました。

ヤシの葉を器用に編んで、花びらを飾って次々に作っていました。バリの人は器用な人が多いです。

サトウキビ。久しぶりに見ました。日本ではあまり市場に行く機会がないので、市場の観光は子供の社会見学としてもよさそうです。

バドゥン市場横のクンバサリ市場。

クンバサリ市場では、主に雑貨や布、衣服などを扱う店が入っています。うまく交渉すれば安く買えるので、この市場でお土産を探すのも面白いです。

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